健康によいビタミンの本

ハート出版の健康書籍ふるさと文庫の中から、ビタミンに関するものを集めました。

若返りとガン予防にビタミンE

ビタミンEを多く含有する食品

1日あたりの所要量 1日に取るビタミンEの量は、成人で12~15mg、幼児で5mgがよいでしょう。 またビタミンEは体内に入ると過酸化物を作らない働きをする上に、ビタミンE自らも酸化されて尿や皮脂腺などから体外に排泄されます。 そのためビタミンEは過…

肝臓障害にはビタミンB群と併せ取る

お酒の飲み過ぎは肝障害になりやすい 長年にわたる飲酒過多、ウイルスや薬剤など、さまざまな原因によって肝臓障害は起こります。 肝臓障害のなかでもっとも多いのが肝臓に中性脂肪が沈着する「脂肪肝」です。この病気は栄養のバランスが崩れることが一つの…

脳卒中は麻痺が恐い

脳出血は血圧にも注意 一昔前まで脳卒中は死因の第一位でした。今でも、ガン、心臓病とともに三大成人病の一つです。脳卒中には“脳出血”と“脳梗塞”があり、いずれも動脈硬化に由来する病気です。 脳出血は、脳の小動脈が硬化するため壊死し、そのもろくなっ…

ビタミンEの抗酸化作用

不飽和脂肪酸の働き 細胞は細胞膜によっておおわれていますが、その膜の成分中に、水とも油とも親和性のあるリン脂質というものがあります。 このリン脂質が不飽和脂肪酸というものを取り入れることによって、細胞膜に弾力性を持たせています。人の皮膚など…

ビタミンEの生理活性

8種類あるビタミンE ビタミンEの化学名はトコフェロールであることは前述しましたが、じつはこのトコフェロールという物質は一つだけではありません。 天然のトコフェロールには、化学的性質が共通していて化学構造の違うトコフェロールの仲間(同族体)…