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健康によいビタミンの本

ハート出版の健康書籍ふるさと文庫の中から、ビタミンに関するものを集めました。

ビタミンEを上回る抗酸化パワー

肝臓でつくられる抗酸化酵素
からだにはもともと、活性酸素を消し去る仕組みが備わっています。肝臓で作られるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素がそうです。
ただし、年をとると抗酸化酵素の産生量は減ってきます。また、最近は体内に活性酸素を生み出す要因が激増しています。紫外線やストレス、残留農薬などがそうです。
そこで注目されているのが、食品
由来の抗酸化成分です。ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテンはその代表ですが、とくに脂に溶けるビタミンEとベータカロテンは、過酸化脂質も抑えることから、天然の抗酸化剤の両雄とされています。
そしてじつは、ビタミンEやベータカロテンを上回る抗酸化パワーを発揮するのが、脂溶性のアスタキサンチンです。
アスタキサンチンの抗酸化力は、場合によってはベータカロテンの40倍、ビタミンEの百~千倍にのぼるといわれています。食品由来の成分としては最強レベルのパワーです。

強大なパワーの秘密
アスタキサンチンを摂取すると、細胞の膜にとり込まれていきます。そのあと膜の層に沿って縦に〝陣〟を構えます(図=イメージ)。まさにここに、アスタキサンチンのパワーの秘密があります。細胞膜を縦貫することで、細胞の内側と外側の両方で、活性酸素に対応できるのです。
ちなみにベータカロテンは、細胞膜の内側寄りに存在します。そのため、ベータカロテンの抗酸化パワーは細胞の内側でしか発揮されず、そのパワーには限界があるのです。


生体内でのアスタキサンチンの局在性

運動機能を高めて「健康寿命」を延ばし、美容にも
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