読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

健康によいビタミンの本

ハート出版の健康書籍ふるさと文庫の中から、ビタミンに関するものを集めました。

末梢性と中枢性の疲労を抑える

体脂肪が燃えやすくなる
では、アスタキサンチンはどのようなしくみで効果を発揮するのか、みていくことにしましょう。
運動によって起こる疲労は、2つに分けることができます。
1つは、筋肉が疲労して収縮が困難になる「末梢性の疲労」です。末梢性の疲労は、筋肉の主要なエネルギー源である糖質が不足したり、疲労物質(酸化物など)が蓄積することで起こります。
この末梢性疲労に対して、アスタキサンチンはとても有効です。
アスタキサンチンを摂取していると、運動のエネルギー源として、脂肪が優先的に利用され、糖の利用が抑えられることが実験で確認されているのです。これはアスタキサンチンの抗酸化パワーによります。
糖の利用が最小限ですむと、筋肉疲労を予防できるとともに、運動で生み出される疲労物質の抑制にもつながります。

中枢性疲労をやわらげる
もう1つ、運動によって起こる疲労として「中枢性の疲労」があります。
中枢性の疲労は、脳内にセロトニンという神経伝達物質が増えることで起こると考えられています。アスタキサンチンは、この疲労にも効果を発揮します。
じつは、食事でとったアスタキサンチンは脳の中にも入っていきます。
脳はとてもデリケートな組織なので、脳の働きに必要不可欠な物質しか入れないしくみになっています。アスタキサンチンはその数少ない物質の1つなのです。
脳の中へ入ったアスタキサンチンは、脳の血流をうながしたり、脳の神経細胞を活性酸素から守ったりしながら、精神的なモチベーションを保つ上で寄与していると考えられています。

副交感神経を活性化する
また、脳神経系に対するアスタキサンチンの効果として、自律神経のバランスを整える作用も期待されています。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つで成り立っていますが、前者の交感神経は血管を収縮させて血行を悪くすることから、疲労を増大します。
一方、副交感神経は、そうした交感神経の働きをやわらげる方向に作用します。ですから、運動による疲労をやわらげるには、副交感神経を活性化する必要があります。
ここにもアスタキサンチンが効果を発揮すると推測されています。もちろん、アスタキサンチンを摂取してさえいればいいわけではなく、疲労回復の一番の妙薬は睡眠です。
また、日頃から運動していると代謝もよくなり、疲労物質の蓄積予防にもなります。

運動機能を高めて「健康寿命」を延ばし、美容にも
「ロコモティブ症候群と美肌にアスタキサンチン」のさらに詳しいページを見る