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健康によいビタミンの本

ハート出版の健康書籍ふるさと文庫の中から、ビタミンに関するものを集めました。

ストレスが活性酸素を生み出す

α―リポ酸で活性酸素から身を守る
活性酸素を発生させながら生活している私たちの体には、もともとその害から身を守るための防御システムが備わっています。
それは、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)をはじめとする抗酸化酵素を合成する能力ですが、残念なことに加齢に伴いその能力は衰えてしまいます。
そこで、それを補うために、外部から食品として抗酸化物質を取り入れなければなりません。食物に含まれる抗酸化物質としてよく知られているのは、緑黄色野菜に多いβ―カロチン、ビタミンE、ビタミンCです。
これらのうち、β―カロチンとビタミンEは脂溶性、ビタミンCは水溶性という性質をもっているため、それぞれ体のすべての部分で抗酸化作用を発揮できるというわけにはいきません。
それに引き替えα―リポ酸は水溶性でもあり脂溶性でもあるという大きな特徴をもつ抗酸化物質です。
そのため、体のあらゆる部分で抗酸化作用を発揮できるという、他の抗酸化物質には見られない非常に優れた点があるのです。

ストレスに伴うさまざまな症状
前項の表で示したように、ストレスによっても活性酸素は生み出されます。ストレスから病気になったという話をよく聞きますが、決してあり得ないことではなく、むしろ、誰もが気をつけなければならないことなのです。
私たちがストレスを感じるのは、「窮鼠、猫をかむ」ではありませんが、仕事にせよ、人間関係にせよ、何らかの問題に直面して、逃げ出すかそれとも闘うべきか、厳しい二者択一を迫られるような状況においてでしょう。
そのようなときには、神経を興奮させるホルモンであるアドレナリンの量が増え、より多く体内に酸素を取り入れようとします。心臓の鼓動が高まるのはそのためです。
また、体内ではグリコーゲンやアミノ酸などを使ってエネルギーとして動員させようとします。そのときに、まさに活性酸素が生成されるのです。
切羽詰まった状況になると、私たちは体の筋肉部分にエネルギーを集中させようとしますが、その分、他の体の部分は血行が悪くなります。皮膚が青ざめたりするのはこのためです。
また、ストレスを感じると食欲がなくなり、腸のぜん動運動も低下するので、便秘症状を起こしやすくなります。
ストレスでは、一時的にやせることもあります。
昆虫のセミは逃げるときにオシッコを出して、さっと飛び立ちますが、これはストレスが加わったときに、瞬時に体重を減らすようになっているからです。
私たち人間でも、ストレス状態では体の諸機能が落ちるので、便にしても緩くなったり、また、生殖機能が低下したりすることがよくあります。

ストレスが生む活性酸素の害
人間が取り入れる酸素のうち、最低でも2%は活性酸素と言われていますが、ストレス時には、通常のそうでないときよりも、活性酸素の量が格段に多くなることが分かっています。
そのため、胃の粘膜に穴が開くとか、脱毛現象などが生じます。よくストレスで髪の毛が白くなった、胃潰瘍になった、といった言葉を耳にしますが、その原因はまさに活性酸素というわけです。
また、抗ガン剤を使った治療のために髪の毛が抜けてしまうことがありますが、抗ガン剤はいわば活性酸素でガン細胞を攻撃するわけですから、その副作用のせいで脱毛現象が起きるのです。

現代人には抗酸化サプリが必要
20~30年前に比べても、私たちは、はるかに多くのさまざまなストレスにさらされています。
その一つの原因として、IT関連機器の発達とその普及ということが考えられます。
一例を挙げれば、携帯電話です。携帯電話の普及により私たちの生活様式は大きく変化しました。特にビジネスの環境においては、互いに連絡が密に取れるということで、働く人に対する管理体制が強化されました。そうなると当然、ストレスも増えてきます。
そうしたストレスだらけの環境の中で健康を取り戻すには、昔の野菜中心の健康食生活に戻すのが大事、という意見も聞かれますが、単に以前の食生活に戻せば、問題解決というものではありません。
現在の私たちにとっては、それだけでは不十分と言わざるを得ないのです。
ストレスとの闘いに勝っていくためには、食生活を見直すだけでなく、ストレスに立ち向かえるだけの武器を身につけなければなりません。
その一つとして注目したいのが抗酸化サプリメントであり、その代表格とも言えるものがα―リポ酸なのです。

 

ダイエットとアンチエイジングを進める抗酸化ネットワーク
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